【出棺曲】最後のお別れに。壮大で泣ける感動の定番曲15選

📋 スタッフからひとこと — 山田敬一(葬儀映像演出 25年)

【出棺曲】最後のお別れに。壮大で泣ける感動の定番曲15選

BGM選びは、本当に難しいのです。何百回と葬儀の映像演出を担当してきた私でも、毎回悩みます。同じ曲でも、選ぶ写真との組み合わせ次第で、受ける印象がまるで変わる。それほどBGMは大切な要素です。著作権の問題とあわせて、この記事で丁寧に解説しますね。

故人様との最期のお別れとなる「出棺」の瞬間は、深い悲しみとともに、感謝やたくさんの思い出が胸に去来する特別な時間です。この大切な場面を、故人様とご遺族様にとって忘れられない、感動的なものにしたいと願う方は少なくありません。

そんな出棺のシーンを彩るのが「出棺曲」です。故人様が生前愛した曲、ご遺族様の想いを代弁する歌詞、あるいは厳かで壮大なインストゥルメンタルなど、選ぶ曲によってその場の雰囲気は大きく変わります。

この記事では、人生の最期を飾るにふさわしい、壮大で泣ける感動の定番曲を邦楽・洋楽合わせて15選ご紹介します。また、出棺曲を選ぶ際のポイントや注意点についても詳しく解説しますので、後悔のないお別れのために、ぜひ最後までお読みください。

出棺曲を選ぶ前に知っておきたいこと

出棺曲は、単なるBGMではありません。故人様への最後のメッセージであり、残された方々の心に深く刻まれる大切な要素です。選曲の前に、その役割と重要性、そして基準となる要素を理解しておきましょう。

出棺曲の役割と重要性

出棺曲には、主に以下の3つの重要な役割があります。

  • 故人様への感謝と敬意を表す: 故人様が生前好きだった曲や、故人様の人生を象徴する曲を選ぶことで、感謝の気持ちと敬意を伝えることができます。
  • ご遺族様の心を癒し、寄り添う: 悲しみに暮れるご遺族様にとって、心温まるメロディーや共感を呼ぶ歌詞は、深い癒しとなります。また、故人様との思い出を振り返るきっかけにもなります。
  • 厳かで感動的なお別れの場を演出する: 音楽は、言葉では伝えきれない感情を表現し、出棺という厳粛な場面に感動的なクライマックスを添えます。

選曲の基準となる要素(故人の人柄、遺族の想いなど)

出棺曲を選ぶ際には、以下の要素を考慮すると、より故人様らしい、心に残る一曲を見つけることができるでしょう。

  • 故人様の人柄や趣味: 故人様がどんな性格だったか、どんな音楽が好きだったか、どんな人生を歩んできたか。故人様を偲ぶ上で最も大切な要素です。
  • ご遺族様の想い: 故人様に伝えたいメッセージ、ご遺族様が共有したい思い出、そしてこれからを生きるための希望など、ご遺族様の心に寄り添う曲を選ぶことも大切です。
  • 葬儀の雰囲気: 厳かに送りたいのか、故人様らしく明るく送りたいのかなど、葬儀全体の雰囲気に合う曲を選びましょう。
  • 歌詞の内容: 歌詞がある曲を選ぶ場合は、そのメッセージが故人様への想いやお別れの場にふさわしいかを確認しましょう。旅立ち、感謝、希望、永遠の愛などをテーマにした曲がよく選ばれます。

【邦楽編】心に響く、感動の出棺曲おすすめ

日本人の心に深く響く邦楽は、出棺のシーンをより感動的に演出してくれます。涙腺を刺激するバラードから、希望を感じさせる壮大な曲まで、心に残る名曲をご紹介します。

涙腺を刺激する感動バラード

故人様への深い愛情や感謝の気持ちを伝えるのに最適な、感動的なバラードです。

曲名 アーティスト名 選定理由(ポイント)
世界に一つだけの花 SMAP 一人ひとりの個性と人生を肯定し、感謝を伝えるメッセージが心に響きます。多くの人に愛される国民的ソングです。
Everything MISIA 壮大なスケールと圧倒的な歌唱力で、故人様への尽きない愛と感謝を表現するのにふさわしい一曲です。
ありがとう いきものがかり ストレートな感謝の気持ちを歌い上げる歌詞が、ご遺族様の故人様への想いと重なり、感動を呼びます。

壮大で希望を感じさせる名曲

故人様の旅立ちにエールを送り、残された人々に希望を与えるような、壮大で前向きな気持ちになれる曲です。

曲名 アーティスト名 選定理由(ポイント)
中島みゆき 人と人との出会いや絆の奇跡を歌い、故人様との縁の尊さを感じさせます。温かく深いメッセージが特徴です。
上を向いて歩こう 坂本九 世界中で愛される日本の名曲。困難な状況でも前向きに進む希望を歌い、故人様の旅立ちを応援するような温かい気持ちになります。
ひまわりの約束 秦基博 大切な人への変わらぬ想いと、共に歩んだ日々への感謝が込められた歌詞が、温かい感動を誘います。

故人との思い出が蘇る定番曲

故人様との楽しかった思い出や、共に過ごした日々を振り返るのにふさわしい、心温まる定番曲です。

曲名 アーティスト名 選定理由(ポイント)
ひこうき雲 荒井由実 旅立ちをテーマにした名曲で、故人様が安らかに次の世界へ旅立つ様子を想像させます。どこか郷愁を誘うメロディーが魅力です。
たしかなこと 小田和正 大切な人への深い愛情と、共に過ごした時間の尊さを歌い上げています。静かで心に染み入るメロディーが特徴です。

【洋楽編】厳かに故人を送る、感動の出棺曲おすすめ

洋楽は、その普遍的なメロディーと壮大なスケールで、国境を越えて人々の心に響き渡ります。厳かで感動的な出棺のシーンを演出するのにふさわしい洋楽をご紹介します。

心に残るクラシック・インストゥルメンタル

歌詞がない分、聴く人の心に様々な感情を呼び起こすクラシックやインストゥルメンタルは、厳粛な雰囲気を保ちつつ、深い感動を与えます。

曲名 アーティスト名 選定理由(ポイント)
カノン パッヘルベル 永遠の響きを持つ普遍的なメロディーが、故人様への祈りと安らぎの気持ちを表現します。厳かで神聖な雰囲気に最適です。
G線上のアリア バッハ 優雅で静謐なメロディーが、故人様を厳かに見送る場にふさわしいです。心に深く染み渡る感動を与えます。

世界中で愛される感動の歌声

世界中の人々から愛される名曲は、故人様への想いを乗せて、国境を越えた感動を届けます。

曲名 アーティスト名 選定理由(ポイント)
My Heart Will Go On Celine Dion 映画『タイタニック』の主題歌。永遠の愛と別れを歌い上げた壮大なバラードで、深い感動を呼びます。
Let It Be The Beatles 困難な時も受け入れ、希望を持って前向きに進むメッセージが込められています。故人様の安らかな旅立ちと、残された人々の癒しに。

壮大なスケールで送る名曲

故人様の人生の壮大さを称え、感動的な旅立ちを演出するのにふさわしい、スケールの大きな名曲です。

曲名 アーティスト名 選定理由(ポイント)
Time To Say Goodbye Sarah Brightman & Andrea Bocelli 別れと旅立ちを歌い上げたオペラティックなデュエット曲。壮大なスケールで感動的なお別れのシーンを演出します。
Orinoco Flow Enya 幻想的で神秘的なメロディーが、故人様の魂が安らかに旅立つ様子をイメージさせます。希望を感じさせる一曲です。
What a Wonderful World Louis Armstrong 人生の美しさや世界の素晴らしさを歌い、故人様が生きた素晴らしい世界への感謝と、残された人々への希望を伝えます。

故人への想いを込める、選曲のポイント

出棺曲は、故人様への最後の贈り物です。心からの想いを込めるための選曲ポイントをご紹介します。

故人の生前の好きだった曲から選ぶ

故人様が最も喜ぶのは、きっと生前愛した曲を流してもらうことでしょう。故人様が好きだったアーティスト、ジャンル、または特定の思い出の曲などがあれば、それを最優先で検討してください。

  • 故人様のプレイリストやCDコレクションを確認する
  • ご遺族や親しい友人に故人様の好きな音楽について尋ねる
  • 故人様の人生を象徴するような、思い出深い曲を選ぶ

歌詞に込められたメッセージで選ぶ

歌詞がある曲を選ぶ場合は、そのメッセージが故人様への想いやお別れの場にふさわしいかどうかが非常に重要です。以下の点に注目して選びましょう。

  • 感謝の気持ち: 「ありがとう」を伝える歌詞
  • 旅立ち・安らぎ: 故人様の安らかな旅立ちを願う歌詞
  • 永遠の愛・絆: 故人様との深い絆や、変わらない愛情を歌う歌詞
  • 希望・未来: 残された人々が前向きに生きていくための希望を与える歌詞

歌詞の意味を深く理解するためにも、事前に歌詞を読み込み、家族で話し合うことをおすすめします。

遺族の気持ちに寄り添う曲を選ぶ

出棺曲は、故人様のためだけでなく、残されたご遺族様の心を癒す役割も大きいです。ご遺族様が故人様との思い出を温かく振り返ることができたり、少しでも前向きな気持ちになれたりするような曲を選ぶことも大切です。

  • ご遺族様が「この曲を聴くと故人を思い出す」「故人と一緒に聴いた思い出がある」という曲
  • 悲しみだけでなく、温かい気持ちや希望を感じられる曲
  • ご遺族様全員が納得できる、心に響く曲

最終的な選曲は、ご遺族様間でよく相談し、皆が納得できる一曲を選ぶことが重要です。

出棺曲を流す際の注意点とマナー

出棺曲を流す際には、故人様への敬意と、参列者への配慮が不可欠です。いくつかの注意点とマナーを守り、円滑に進行できるように準備しましょう。

著作権・使用許可について

葬儀の場で市販のCDやダウンロード音源を流す場合、基本的には著作権法上の「私的使用」の範囲内と見なされ、個人の利用であれば問題ないことが多いです。しかし、規模の大きい葬儀や、公衆に広く公開される場では、著作権者の許諾が必要になる場合があります。特に、葬儀社がBGMとして楽曲を使用する場合は、JASRACなどの著作権管理団体への使用料の支払いが必要となるのが一般的です。

  • 葬儀社に相談する: ほとんどの葬儀社は、著作権に関する手続きや対応について熟知しています。選曲の段階で必ず葬儀社に相談し、適切な手続きが行われるか確認しましょう。
  • 音源の準備: 著作権の問題がない、または適切に許可が得られた音源(CD、デジタルデータなど)を用意しましょう。

葬儀社・式場との事前確認

出棺曲を流すことを決めたら、必ず事前に葬儀社や式場に詳細を確認してください。

  • 音響設備の確認: 式場に音響設備があるか、持ち込みの音源に対応しているかなどを確認します。
  • 選曲の可否: 式場によっては、特定のジャンルや音源の持ち込みが制限される場合があります。事前に候補曲を伝え、問題がないか確認しましょう。
  • 流すタイミングと時間: 出棺のどのタイミングで、どれくらいの時間流したいかを具体的に伝え、葬儀の進行に支障がないか打ち合わせます。
  • 音量の調整: 厳粛な場にふさわしい適切な音量で流してもらえるよう、事前に相談しておきましょう。

音量や流すタイミングの配慮

出棺曲は、厳粛な雰囲気の中で故人様を見送るためのものです。周囲への配慮を忘れないようにしましょう。

  • 適切な音量: 参列者の会話を妨げず、故人様への最後の言葉が聞こえる程度の、控えめな音量が望ましいです。
  • 流すタイミング: 故人様が棺に納められ、霊柩車に向かう瞬間など、最も感動的な場面で自然に流れ始めるように調整してもらいましょう。アナウンスや読経の邪魔にならないよう注意が必要です。
  • 曲の長さ: 出棺の時間を考慮し、長すぎない曲を選ぶか、曲の一部を使用するなど工夫しましょう。

まとめ:最後のお別れを最高の瞬間に

出棺の瞬間は、故人様との人生最後の対話であり、ご遺族様にとって心に深く刻まれる大切な時間です。この記事でご紹介した邦楽・洋楽の感動的な名曲や、選曲のポイント、そして注意点を参考に、故人様への感謝と愛情を込めた、最高の出棺曲を見つけていただければ幸いです。

音楽は、言葉では伝えきれない想いを届け、悲しみを癒し、そして希望を与えてくれる力があります。故人様らしい一曲を選び、後悔のない、心温まる最後のお別れの瞬間を演出してください。

この情報が、大切な方を見送る皆様のお役に立てることを心より願っております。

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